オートバックスセブン中間決算…大幅減益 営業利益86%減

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オートバックセブンが発表した2008年9月中間期の連結決算は営業利益が前年同期比86.3%減の4億1500万円と大幅減益となった。売上高は同0.2%減の1292億9900万円とほぼ横ばいだった。

小売部門のカー用品や卸売部門は低調だったものの、車検などのサービスが順調だったほか、海外店舗の売上げ増などがカバーした。収益ではタイヤ販売での広告宣伝費の増加や昨年から導入を開始したPOSシステム関連費用の増加などで、営業減益となった。

また、投資有価証券評価損、会計基準の変更による特別利益、固定資産の減損による特別損失など計上した。

経常利益は、同70.4%減の14億2300万円となった。当期純利益は同16.9%減の16億9200万円となった。

通期業績見通しは国内カー用品市場がさらに縮小する見通しなため、下方修正した。売上高が同0.5%増の2677億円、営業利益が同46.7%減の37億円、経常利益が同19.2%減の49億円、当期純利益が同65.9%減の5億円にとどまる見通し。

《レスポンス編集部》

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