メタルワン、日鐵商事、新日鉄が中国コイルセンターの出資比率を決定

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メタルワン、日鐵商事、新日本製鐵は、中国のコイルセンターである上海嘉日鋼板製品有限公司と蘇州日鉄金属製品有限公司の統合後の出資比率について合意した。今後、両コイルセンターでの承認手続き、中国政府当局からの認可手続きを経て、2009年1月末を目処に出資持分比率の統一を実行する。

両コイルセンターは、経営の一体化による経営資源の有効活用、合理化によるコスト削減などの体質強化策を検討・実行し、中国/華東地区での薄板高級鋼分野で営業基盤の強化を図る。
 
また、他地域でも有効な案件があれば、同様の検討を行う。
 
現状の出資構成は、上海嘉日がメタルワン79.94%、日鐵商事10.93%、その他が9.13%となっている。蘇州日鉄は日鐵商事90%、新日鉄10%。上海嘉日と蘇州日鉄を統合した後、最終的な出資比率はメタルワンが55%、日鐵商事が35%、新日鉄が10%とすることで3社は合意した。

《レスポンス編集部》

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