奥山清行氏(ケン奥山)の率いるカロッツェリア「KEN OKUYAMA DESIGN(ケン奥山デザイン)」は9月16日の『K.O 7』プレスカンファレンスにて、3月のジュネーブモーターショーに参考出品していた『K.O 8』についても市販予定であることを公表した。K.O 8はPEV(純電気自動車)のスポーツモデルで、登場時期は「遅くとも2009年」(ケン奥山)であるという。
最大電力量18kWのリチウムイオンバッテリーモジュールをエネルギー源に、最高出力100kW(136ps)の電気モーターでリアホイールを駆動させるK.O 8のボディの骨格は、実はオープンスポーツのK.O 7と同じもので、それにフィックスフェンダーやクローズドルーフなどを架装したものだ。
K.O 7はカスタマーの要望に合わせて自在にカスタマイズできる「クルマのオートクチュール(一点モノ)」を目指しているが、K.O 8の外観は、カスタマイズ後の仕上がり例のひとつと見ることができる。
「さらに次のクルマ『K.O 9』の開発も、2010年のジュネーブモーターショーを目標に、すでにスタートしています。また10月中旬には、閉館された静岡・御殿場のフェラーリ美術館跡に、当社のショールームを開設します」(ケン奥山)