三菱自動車が発表した2008年度上半期(4 - 9月)の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は、前年同期比6.5%減の63万4816台と、2期ぶりに前年割れとなった。
国内生産は、同4.8%増の41万0601台と順調で、4期連続でプラスとなった。輸出が好調だったのが主因で、トラック・バス事業分社化後、過去最高となった。国内販売は同17.3%減の8万3298台と大幅マイナスとなった。2期連続のマイナスで登録車、軽自動車ともに低迷した。
輸出は、同6.0%増の29万9050台と順調で、5期連続でプラスとなった。アジア向け、北米向け、欧州向けがともに2ケタの増加となった。
海外生産は、同22.0%減の22万4215台と大幅マイナスだった。2期ぶりのマイナス。アジアが同21.0%減となったほか、北米が同27.9%減、欧州向けが同31.6%減となった。