割り込み注意のクラクションでトラブル? 暴行され重傷

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14日早朝、茨城県大洗町内の国道51号で、クラクション鳴動を巡る交通トラブルから男性1人が暴行を加えられ、重傷を負う事件が起きた。警察では33歳の男を傷害などの容疑で逮捕している。

茨城県警・水戸署によると、事件が起きたのは14日の午前5時15分ごろ。大洗町成田付近の国道51号で、軽ワゴン車を運転していた44歳の男性が、前走する乗用車に対してクラクションを鳴らしたところ、このクルマを運転していた男が信号待ちの際に因縁をつけてきた。

男は男性を車外へ引きずり出し、持っていたゴルフクラブを使って執拗に殴打。男性は顔や胸などを殴られ、肋骨骨折などの重傷を負った。男は続いて男性のクルマのフロントガラスも破壊したが、目撃者からの通報を受けて駆けつけた同署員が身柄を取り押さえ、傷害や器物損壊の容疑で後に逮捕している。

逮捕されたのは水戸市内に住む33歳の男。男のクルマが強引に追い越し、前に割り込んだことが発端とみられるが、詳細ははっきりしておらず、被害者の回復を待ってトラブル発生の経緯について事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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