丸紅など、ベトナムで石炭地下ガス化技術による開発を検証へ

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丸紅など、ベトナムで石炭地下ガス化技術による開発を検証へ
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丸紅は、ベトナムのベトナム石炭鉱産物公社、オーストラリアのリンク・エナジー社との間で、ベトナム国ハノイ市郊外紅河デルタ地域を対象にした石炭地下ガス化技術(UCG技術)による、共同開発事業化の事業協力契約を締結したと発表した。

UCG技術は、石炭層に空気(酸素)を送り込み地下でガス化した石炭を地上に導いて合成ガスを取り出す技術で、採掘困難な深部や複雑な地質構造に賦存する石炭資源の有効利用に適している。また、CO2回収・貯留技術と組み合わせることで、温室効果ガスの発生を抑制しながら石炭を利用する技術としても注目されている。

採取された合成ガスは発電、液化してディーゼルオイルの生産などに活用することができる。

丸紅らは今後約1年半をかけてリンク社のUCG技術が紅河デルタ地域で適用可能かの検証作業を行い、その結果を踏まえて今後の事業化を検証する。

《レスポンス編集部》

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