パナソニック、イメージセンサー事業増強へ…砺波工場に新棟建設

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パナソニック、イメージセンサー事業増強へ…砺波工場に新棟建設
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パナソニックは、半導体の生産能力増強に向け、富山県砺波市の砺波工場に新棟を建設すると発表した。富山県・砺波市を中心に行政および地元関係者を招いて起工式を実施した。

同社の半導体事業は、民生機器に必要な高速・低消費電力化技術と微細加工技術を活用して最先端システムLSIを中心にデジタル家電向けに供給している。

同社は、デジタルカメラ・ムービー・携帯電話用途に向けたCCDや独自のMOSイメージセンサー「νMaicovicon」により、デジタル家電市場を牽引してきたが、デジタルカメラを始めとする市場の高機能・高画素化のニーズに応えるため、微細化技術の進展に対応した新棟を建設する。

新棟では、イメージセンサーを中心に生産し、デジタルカメラ・車載・ムービー/放送・医療分野でのイメージセンサー事業を強化して、月間3万枚の生産に向けて順次規模を拡大する。

また、免震構造の導入による自然災害リスクの低減や、局所クリーン化技術の採用などによるクリーンルーム空調のCO2排出量削減など、環境に配慮しながら生産性向上を追求した高効率工場を目指す。

《レスポンス編集部》

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