GPSチップを提供するスイスのユーブロックス社は、低電圧を実現したGPSモジュールの新製品『NEO-5D』、『NEO-5G』を発表した。
新製品は、1.8ボルトで動作する世界初のモジュールで、前バージョンと比べ40%以上も電力を削減、最大限の低消費電力で最高レベルの性能を実現するとしている。
これらはユーブロックスの第5世代測位エンジンであるu-blox 5をベースに、3Vで動作するユーブロックスのNEO-5M、NEO-5Qと同じ機能、同じ接続オプションを提供する。
新モジュールのサイズは12×16×2.4mmと小型で、マイナス160dBmという高い捕捉感度を持つSuperSense捕捉機能が特長。
また、ROMベース構造により、高価な外付けFlash EPROMを必要としないため、量産アプリケーションに適している。
NEO-5Dは、クリスタルベースの設計により低コスト。NEO-5Gは、信号の位置やアンテナサイズに関わらず、捕捉性能を増大させ高速な測位を可能にする超高速弱信号捕捉技術を提供する。