損害保険ジャパンは、オリックス、オリックス自動車と提携し、トラックなど事業用車両を対象とした動産担保融資を10月から実施すると発表した。
損保ジャパンでは、原油価格高騰の影響もあって、多数の運送事業者から、資金面で事業の支援を求める声が強まっている。
このため、トラックを担保とする金融保証制度に独自のノウハウを持つオリックス、オリックス自動車とともに検討した結果、トラック担保融資制度を開始することで合意した。
トラック担保融資制度は、主に運送事業者からの融資の申込みを受けて、オリックス自動車は、法人が所有している事業用車両の価値を評価し、担保を設定する。
オリックス自動車が債務を保証し、損保ジャパンが「車両取得資金」「事業性資金」の融資を実行するというもの。
同制度は、10月から一部地域において提供を開始し、順次全国に展開する。