日本無線は、インマルサットFleet Broadband250船舶端末設備JUE-250の総務省の技術適合基準を取得し、国内販売を開始したと発表した。
JUE-250は、インマルサット第4世代衛星に対応した小型船舶地球局。音声、G3ファックス、インターネットアクセスが可能なデータ通信サービスとしてスタンダード・パケットデータサービス(最大速度284Kbps)とストリーミング・パケットデータサービス(32Kbps、64Kbps、128Kbps)が利用できるとともに、最大160文字(英数字)までのショートメッセージにも対応し、これらの通信を同時に行うことができる。
また、JRC Fleet F33 JUE-33からJUE-250へのアップグレードキットを10月から販売開始する。このアップグレードキットによりJUE-33のユーザーは容易に高速ブロードバンド通信が利用可能になる。