住友電工と住友電装、エジプトに自動車用ワイヤーハーネス製造拠点を新設

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住友電気工業と住友電装の英国合弁会社のスミトモ・エレクトリック・ワイアリング・システムズ(ヨーロッパ)(SEWS-E)は、欧州地域への自動車用ワイヤーハーネスの供給体制を強化するために、エジプト・ポートサイド市に自動車用ワイヤーハーネスの製造会社を設立したと発表した。

新会社は、エジプトにおける住友電工グループ初の自動車用ワイヤーハーネスの生産拠点となる。

住友電工と住友電装は、自動車用ワイヤーハーネス事業をグローバルに展開し、世界各地のカーメーカーに自動車用ワイヤーハーネスを供給している。特に、欧州は生産体制を強化しており、2007年の欧州全体の売上高は2000億円程度に達している。

こうした状況のもと、欧州向け製造拠点の拡充にあたり、物流面や生産コスト等を総合的に勘案し、エジプトへの進出を決した。

新会社はSEWS-Eが100%出資する。従業員数は1400人で2009年8月から自動車用ワイヤーハーネスを製造する。2010年の売上げ50億円を目指す。

《レスポンス編集部》

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