日清紡は、10月1日付けで子会社である日清紡ブレーキ販売を株式交換で完全子会社化すると発表した。
日清紡は、グループの新たな成長に向け、2009年4月1日から持株会社制へ移行することを決定し、事業環境に応じた機動的な事業運営による個別事業の競争力強化を図っている。ブレーキ事業でも、自動車部品事業に適した機動的な業務遂行や迅速な意思決定の実現により、競争力の強化を目指している。
日清紡ブレーキ販売は、日清紡が74.2%出資しており、日清紡ブレーキ事業の国内営業部門としての機能を担っている。株式交換による日清紡ブレーキ販売の完全子会社化は、より機動的な事業運営を推進するのが目的で、グループにおけるブレーキ事業の競争力の強化を図り、グループ全体の企業価値の向上を目指す。
株式交換では日清紡ブレーキ販売の普通株式1株に対して日清紡の普通株式0.439株を割り当てる。