日産自動車が発表した7月の生産・販売・輸出実績は、グローバル生産台数が前年同月比26.8%増の31万5975台と大幅に増加した。
国内生産は同50.2%増の12万9103台だった。国内販売、輸出が好調だったのに加え、前年同月に発生した新潟中越地震で部品メーカーが被災し、生産がストップした反動が現れた。7月としては過去最高だった。
国内販売は同4.2%増の6万1830台と順調だった。軽自動車は低調だったが、『ティアナ』や『エクストレイル』が順調だった。
輸出は同84.2%増の8万3429台と急増した。北米向けの『ローグ』や『ムラーノ』、欧州向けのエクストレイル、ロシア向けのティアナが好調だった。
海外生産は同14.4%増の18万6872台と好調で、7月として過去最高だった。スペインを除いて前年を上回った。特に中国は同51.1%増の3万7999台と急増した。