トヨタ紡織、トヨタ紡織学園を来春開校---生産現場で核となる幹部を育成

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トヨタ紡織は、技能系人材の育成を目的として、「トヨタ紡織学園」を設立、2009年度から開校すると発表した。

同社は、モノづくりのノウハウや技能の伝承、グローバル感覚を持った人材育成の強化に取り組んでおり、今回設立する学園は、将来にわたって「モノづくりに強い現場」を維持し続けるために、技能系職場を担うリーダーの育成を目的に設立するもの。

トヨタ紡織学園は、2009年度新規学卒者のうち、30人を学園生として採用し、材料力学や回路図作成基本実習など、機械系および電気系の基礎を中心に、原理原則で物事を考えることができる人材を育成していく。同社尾西工場を改修して学園とする。

また、トヨタ紡織オリジナルの科目として、しつけ教育やグローバル教育などを設け、「心・技・体」のバランスがあり、グローバル感覚を持った人材の育成、寮での共同生活を通して高い協調性や仲間意識を持った人材の育成を目指す。

技能系高卒新入社員30人を学園生として採用する予定で、内訳は機械系が20人、電気系が10人。教育機関は11か月で全寮制となる。

《レスポンス編集部》

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