首都高速で起きた最悪の事故…タンクローリー炎上

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首都高速道路でのタンクローリー炎上事故の被害額は、単純に物損だけに絞ったとしても、現時点では算定不可能だという。この事故の影響により、首都高速5号線は当面の間、通行止めとなる。隣接区間や一般道では激しい渋滞も発生しており、事故による経済効果への影響は計り知れないものとなる。

3日、東京都板橋区内の首都高5号線下り・熊野町ジャンクション(JCT)で、走行中の大型タンクローリーが側壁に衝突して横転、漏れたガソリンや軽油に引火し、炎上した。上り線の橋脚などが焼け、使用不能となった。

タンクローリーにはガソリンや軽油あわせて20キロリットルが積載されていたが、破損したタンクから漏れた油に引火。車両や高速道路の構造物が激しく炎上した。運転していた45歳の男性は骨折などの重傷を負ったが、車両延焼前に自力で脱出している。

東京消防庁は消防車81台を現場に出動させて消火活動を行ったが、鎮火までは約3時間30分を要した。この火災で上を通る5号上り線の橋げたや橋脚、現場に隣接するマンションの外壁が焼けた。

《石田真一》

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