アイシン精機は、アイシングループの2007年度の事業活動や環境活動、CSR(企業の社会的責任)への考え方、取り組みをまとめた経営年次報告書『アイシンレポート2008』を発行した。
同社は1999年から毎年、環境・社会活動をまとめた「環境社会報告書」を発行してきたが、2006年から財務関係の報告書「アニュアルレポート」とあわせて1冊にまとめ「アイシンレポート」として発行している。
今回は内容を大きく経済・環境・社会の3つの側面に分け、それぞれ特徴ある取り組み事例を特集として紹介する構成とした。
経済的側面では、グループの事業活動や新製品の開発状況などの説明に加え、「生産技術センター」や「人材育成センター」でのグローバルなものづくりに向けた取り組みを特集している。
環境的側面では、2007年度からCO2の削減目標に新たに総排出量削減も追加し、より高い目標に向けグループ一丸となって取り組む姿勢を紹介し、併せて総合環境学習施設「アイシンエコトピア」での環境啓発活動を特集している。
社会的側面では、ワークライフバランス確保をねらいとして設立した企業内託児所「AI(アイ)マミーズサポート」を特集したほか「さわやかふれあい講座」など地域に根ざした企業市民活動も紹介している。
アイシンレポート2008は同社ウェブサイトに掲載し、ダウンロードも可能。