ヤマダ電機と住友商事グループのサミットエナジーは、グリーンPPSとして国内初の取り組みとなる100%グリーン電力の供給契約を締結したと発表した。
グリーンPPSは、電力と環境価値であるグリーン電力証書をセットにし、環境にやさしい「グリーンな電力」を供給するもの。今年7月1日以降、ヤマダ電機高崎本社・LABI1高崎で使用する電気の100%、年間約1450万kWhをグリーン電力で賄うこととなり、これにより年間で約8000トンのCO2削減効果があると、している。これは1年間にスギの木約60万本が吸収するCO2量に相当する。
大きなビル1棟で使用する全ての電気量を全てグリーン電力証書で賄う事例は、国内最大規模としている。さらに実際の電気の供給とグリーン電力証書をセットにし、100%のグリーン電力という形での供給をこれだけの規模で行うという意味でも国内初の取り組みとなる。