ゼネラルモーターズ(GM)は、ラテンアメリカ、アフリカ、中東(GM LAAM)地域での2008年第2四半期(4 - 6月期)の販売台数が、前年同期比18%増の34万6100台となり、過去最高を記録した。
市場全体の伸び率13%を上回る結果となった。さらに同地域における2008年第2四半期のGMの市場シェアは、前年同期比0.7ポイントアップして17.5%となった。
GM上席副社長兼GM LAAM社長のモーリーン・ケンプストン・ダーケス氏は「GMのグローバルな強みを活かした製品が地域の強力な生産体制と結びついて、販売台数の増加とシェア向上につながり、競合他社より速いペースでこれら新興市場での成長を実現している」とコメント。
GMは、ブラジル、チリ、エジプト、北アフリカ市場で、四半期ベースで過去最高の販売台数を記録した。とくにエジプトでは、約110%アップという3桁の成長率を記録し、アルゼンチン、エクアドル、中東地域でも、第2四半期としては最多の販売台数を更新した。
2008年上半期(1 - 6月期)では、ラテンアメリカ、アフリカ、中東地域におけるGM車の販売台数は67万100台に達し、前年同期比19%増となった。
一方、6月時点におけるGMの市場シェアは17.5%と、2007年上半期に比べ、微増だった。トータルではアフリカで36%増、南アメリカで17%増、中東で7%増だった。