石油情報センターが発表した7月14日現在の石油製品の店頭小売価格の週次調査によると、レギュラーガソリンの平均店頭価格は1リットル当たり181.3円で、前の週と比べて0.2円下落した。
ガソリン価格が上昇してから、マイカーの使用を自粛する動きが加速し、需要も低迷している。このため、一部の競争の激しい地域で、価格を引き下げる動きも出ており、店頭価格が下落した。都道府県別では岡山、神奈川、富山、山形が1円以上下落した。
ハイオクガソリンも0.2円下落して192.2円だった。ただ、世界的に価格が急騰している軽油は163.1円と前の週と同じだった。
編集部注 --- e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、16日のレギュラーガソリンの全国平均価格は173.9円/リットル、ハイオクは184.8円/ リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。