JOGMEC、オーストラリアで銅などの共同探鉱を実施

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JOGMEC、オーストラリアで銅などの共同探鉱を実施
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石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、11日付けでオーストラリアの探鉱企業であるミノタウア・エクスプロレーション社とメーベル・クリーク地域での新たな共同探鉱契約を締結した。

JOGMECはこれまで、ミノタウア社と2件の共同探鉱を実施している。最初の共同探鉱となったボーダー地域(ニューサウスウェールズ州及び南オーストラリア州)では、2005年から実施し有望な結果を得て、2007年5月に日本企業へJOGMECの権益を譲渡した。また、ロックスビー・ダウンズ地域(南オーストラリア州)でも現在、共同探鉱を実施している。

今回新たに共同探鉱で合意したメーベル・クリーク地域は、南オーストラリア州の中央部にあり、ロックスビー・ダウンズ地域と同様、世界有数の銅・レアアース・ウラン鉱山であるオリンピック・ダム鉱山周辺の金属資源ポテンシャルの高い地域に位置する。このため、オリンピック・ダム鉱床に類似したレアアース・銅などの大規模鉱床の発見が期待されるとしている。

メーベル・クリーク地域は南オーストラリア州の州都アデレードの北西約800キロキロに位置する。2つの探鉱鉱区からなり、総面積は約1050平方メートル。

JOGMECは3年間で200万豪ドルの探鉱費用を負担することで、プロジェクトの51%の権益を獲得できる。これまでにミノタウア社が実施した調査で、探鉱地域内においてオリンピック・ダム鉱床のような酸化鉄銅金鉱床の賦存可能性を示す探鉱結果が得られている。物理探査、ボーリング調査などをさらに実施することで、新たな鉱床の発見を目指す。

《レスポンス編集部》

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