【マツダ ビアンテ 発表】180cm+・90kg+の記者が全席に乗り込む

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【マツダ ビアンテ 発表】180cm+・90kg+の記者が全席に乗り込む
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マツダが8日に発表した、同社初のトール型ミニバン『ビアンテ』。180cm+・90kg+の巨漢記者が乗り込んでみた。

3列シート国産乗用車で2000 - 2300ccのミニバンクラスにおいて、室内長2990mmと室内幅1545mmはトップ。室内高もトップクラスの1350mmを確保しており、非常に広い。そのため、全列とも記者の体格(座高約1m)でも、頭上コブシふたつ分の余裕があった。また共通した問題点としては、肩幅60cmの記者クラスの場合、シートに備え付けのヒジ掛けにまともに腕を載せられないというのがある。その外側に落ちてしまうのだ。

シート別に関しては、まず運転席だが、フロア地上高が319mmと低く、小柄な人でも乗り降りしやすい点がいい。ヒップポイント地上高も708mmと低く、記者のような体格だと若干「よっこらしょ」というのがあるが、乗り降りは意外とスムーズだった。

足下は、広さ、左足ブレーキの使い勝手なども特に問題はない。ただ、記者の場合、ややガニ股気味に座ると、左ヒザ側面がちょうどインパネアンダートレイ右側面に当たるのだが、ここにちょうどデザイン上のでっぱりがあり、意外と痛い。

最も気になったのは、トール型ミニバンとしては視点がかなり低いこと。ボンネットによる前方下方の死角が大きく感じられ、少々不安だった。なお、助手席に関しては、特に問題はなかった。

セカンドシートは、780mmという開口部の広さとフロア地上高413mmによる乗り降りのしやすさと、前後のスライド量が753mmもある点がポイント。シートを最大限後退させると、大人でもフロアに直に座れるような前後長863mmというスペースができあがるほどだ。

2列目はスライド式ドアの内側にはアームレストがなく、前述したようにシートの備え付けヒジ掛けは肩幅が合わないのが難点。2列目は3人掛けが可能となっているが、横方向のスライドのためにシート面積は意外と少なく、大人の場合は「肩幅があまりない人だけならなんとか」というのが実状だ。

サードシートへの乗り降りは、セカンドシートをウォークスルー形態にもできるので、比較的しやすい。ただし、乗り心地は、フル乗車すると2列目も3列目も前後にあまり余裕がない状態となる(窮屈極まりないというほどではない)。8人乗りをうたっているが、大人でそれは拷問に近いものがあるので、実際のところは6人乗りと考えた方がいいだろう。3列目(もしかしたら2列目も)は本当のところは子供用、というのが正しいようである。

《デイビー日高》

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