新日本石油は、北海道洞爺湖サミットの国際メディアセンター(IMC)の屋外に開設された「北海道情報館」に、環境にやさしいリサイクル製品『レコサール』を出展したと発表した。
北海道情報館は、国内外の報道関係者などに、北海道の自然や魅力を世界に発信する情報提供拠点。館内は「海」「大地」「森」などの8ゾーンで構成しており、レコサールは海のゾーンの「流氷と海が育む豊かな資源」に展示している。
レコサールは、石油精製における環境対応の副産物である硫黄を有効利用する技術として開発したコンクリート状の建設資材で、実証プラントが北海道室蘭市にある。2007年3月には、北海道内のリサイクル品を原料として用いている点や強度・耐酸性などの優れた特性が認められ「北海道リサイクルブランド」として認定、建築・土木資材として下水道施設、河川の大型水路、温泉施設など幅広い分野に使用されている。