気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊（朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版）から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年7月1日付
●人を守る：上「環境難民」2050年2億人、故郷捨てる災害被災者（読売・1面）
●アスベスト立体駐車場基準160倍、千代田区で検出（読売・1面）
●トラック、日野自、値上げ発表、三菱ふそうなど追随へ（毎日・10面）
●トヨタ顧問に元エネ庁長官（毎日・10面）
●業者16万人ただ働き、ヤマダ電機に排除命令（産経・1面）
●明解要解：車離れ、コスト高「一家に一台」に影（産経・15面）
●トヨタ、中国で車載情報を配信（東京・8面）
●家庭用燃料電池、松下・ガス3社販売提携、100万円想定来年投入（日経・1面）
●ハイブリッド「カムリ」トヨタが中国生産（日経・11面）
●オリックス自動車、カーシェアで排出量相殺（日経・13面）
●24時間風呂に発煙の恐れ、ブリヂストン無償修理（日経・42面）
ひとくちコメント
経済産業省出身で元資源エネルギー庁長官の小平信因（のぶより）氏がトヨタ自動車入りするという。きょうの毎日が報じているが、9月に顧問に就任し、09年6月に取締役に選任される見通し。
小平氏は1949年生まれ、東大経済学部を卒業後、1972年に通産省（現経産省）入省。通商政策局米州課長、機械情報産業局総務課長、大臣官房会計課長、資源エネルギー庁石油部長、通商政策局次長、製造産業局次長、内閣府政策統括官を経て、04年6月に資源エネルギー庁長官に就任。06年7月に退官後、現在、三井住友海上火災保険の顧問に就任している。
トヨタ自動車は元通産事務次官の山本重信氏がトヨタ入りしてから経産省キャリアOBを迎え入れており、小平氏は現在、経産省出身の中川勝弘副会長の後任候補として早い時期から取り沙汰されていた。
