事故の見物が多重衝突を誘発 8台関係

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6月27日夕方、東京都江東区内の首都高速道路・湾岸線西行きで、乗用車や大型バスなど8台が関係する多重衝突事故が発生した。この事故で22人が負傷している。直前に対向車線側で事故が発生しており、脇見運転が追突原因とみられている。

警視庁・高速隊によると、事故が起きたのは6月27日の午後5時ごろ。江東区有明2丁目付近の首都高速湾岸線西行きで、第4車線で渋滞中の車両8台が玉突き状態となった。

巻き込まれたのは乗用車5台、トラック2台、大型バス1台で、バスの乗客16人を含む22人が打撲などの軽傷を負った。追突は被害を受けた中の先頭に位置していた乗用車から発生。最後尾のバスが追突したことで中間のクルマも被害を受けたとみられている。

現場は片側4車線。この事故の直前、対向車線の東行きでも事故が発生。混雑時間帯ではあったが、これを見物するクルマで西行き車線の渋滞が悪化していた。警察では脇見運転による前方不注視が事故の主因と推測しており、当事者から事情を聞いている。

《石田真一》

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