D1グランプリの第4戦が28・29日、岡山国際サーキットで開催される。同サーキットでは初開催。また、一般行動での走行も可能なマシンで行なわれるD1グランプリの下位カテゴリー・D1ストリートリーガルも合わせて行なわれる。
審査区間は、メインストレートからスタートして1コーナーを抜け、ウィリアムズコーナーの先まで。審査席は、1コーナーのアウト側に設置される。ストレートからのスタートなので前半部分は加速勝負になる一方で、後半はコーナリングスピードの高さが要求される形だ。そのため、前半はパワー重視の重量級、後半はハンドリングマシンという形で、選手ごとの攻めるポイントの違いがはっきりとわかりそうである。
ポイントスタンディングスは、現在52点で手塚強がトップ。それを45点で2位の野村謙、42点で3位の斉藤太吾らが追う展開だ。07王者の川畑真人は28点で8位、06王者の熊久保信重に至っては16点で12位と大きく低迷している。ただし、今回は初開催となるため、コース攻略という点も大きな要素となる。そのため、これまでの流れからは変わってくる可能性も大きく、これまで浮上できないでいる選手、意外な選手の頭上に栄冠が輝くこともあるだろう。
また、現在4位の吉岡稔記が先日のお台場のエキシビションマッチでデビューさせたレクサス『SC430』が、今回からいよいよ実践投入。数少ない現行車がどう活躍するかも期待されるところだ。
チケットは当日券が、予選日28日(土)が3000円、決勝日29日(日)が4800円。中学生以下は保護者同伴に限り無料となる。