日産自動車が発表した5月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比5.1%増の27万5918台となり、順調に推移した。
国内生産は、同40.3%増の10万299台と急増した。輸出モデルの『ローグ』や『ムラーノ』、『エクストレイル』、『マーチ』が増加したため。
国内販売は、同9.0%減の4万3475台と落ち込んだ。エクストレイルやマイナーチェンジした『ティーダ』、グレードを追加したマーチなどをは順調だったが、その他モデルが不振だった。
輸出は、同93.4%増の5万5880台と2倍近く増えた。北米向けが同138.5%増、欧州向けが同74.8%増、その他地域向けが同38.2%増となった。
海外生産は、同8.1%減の17万5619台と不振だった。英国や中国は順調だったものの、米国が同26.1%減、メキシコが同4.7%減、スペインが同18.5%減と低迷した。