松下電工は20日、定時株主総会で社名を「パナソニック電工」に変更することが承認されたと発表した。これにより今年10月1日からは社名が「松下電工」から「パナソニック電工」に変更することが正式に決定された。
同社では、創業90周年の節目を迎えるのを機に、これまで「松下」「ナショナル」「パナソニック」という3つのカテゴリーに分散してきたグループ活動を、今後は社名とグローバルブランドを一本化し、「パナソニック」というひとつの名のもとに結実させ、ブランド価値の向上を図るという松下グループの方針に呼応する。
社名変更とあわせ、永年日本国内で慣れ親しまれてきた「ナショナル」から全世界統一のブランドとしての「パナソニック」へ順次切り替えを実施する。