ブレーキを緩めたことが原因で踏切に突っ込み、列車と衝突

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1日夕方、三重県松阪市内にある近鉄山田線の踏切で、遮断機が下りた後に踏切内に向かって進入してきた乗用車と、通過中の上り普通列車が衝突した。乗用車は大破し、運転していた男性が軽傷を負っている。

三重県警・松阪署によると、事故が起きたのは1日の午後4時20分ごろ。松阪市久米町付近にある近鉄山田線の踏切で、遮断機が下りた後に踏切内に向かって進入してきた乗用車と、上り普通列車(賢島発/白塚行き、2両編成)が衝突した。

乗用車は列車に押し出され、踏切に隣接する松ケ崎駅の駅舎に突っ込むようにして大破。運転していた37歳の男性が右肩などを打撲する軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

乗用車を運転していた男性は「踏切前で停止していたが、クルマが動いてしまった」などと話しており、警察ではブレーキを緩めたことが原因で動き出した可能性が高いと推測。男性の回復を待ち、過失往来危険容疑で改めて事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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