1日未明、北海道室蘭市内の国道37号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。双方のクルマは衝突によって大破し、3人が死傷している。
北海道警・室蘭署によると、事故が起きたのは1日の午前0時15分ごろ。室蘭市幌萌町付近の国道37号を走行していた18歳男性の運転する乗用車がカーブを曲がりきれず、対向車線側に逸脱。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。
双方のクルマは衝突によって大破。逸脱側のクルマを運転していた男性と、助手席に同乗していた19歳の男性が出血性ショックなどが原因で間もなく死亡。順走側のクルマを運転していた34歳の男性も左足を骨折する重傷を負った。
現場は片側1車線の緩やかなカーブ。事故当時は雨が降っており、路面が滑りやすい状態だったという。警察では速度超過とハンドル操作の誤りが事故の主因と推測している。