高速バスから鉄道へ乗り継ぎ 首都高が実証実験

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高速バスから鉄道へ乗り継ぎ 首都高が実証実験
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首都高速道路は、2008年6月16日から2008年3月31日までの期間で、茨城県内発・東京方面行きの高速バスから鉄道のつくばエクスプレスへの乗り継ぎ実証実験を行う。

高速バス利用者の移動途中に安価な運賃で鉄道に乗り継ぐ機会を提供することで、途中の渋滞状況に左右されずに目的地まで到着できる新たな交通施策の効果を検証する。

茨城方面から東京方面へ向かう高速バスは、都心方面の渋滞などにより、到着時間が前後する場合がある。首都高では検討委員会を設置、利用者の定時制の確保と利便性の増進を検討してきた。今回、つくばエクスプレス八潮駅に近接する首都高八潮PAに降車用バス停を設置して、利用者の定時制の確保と利便性の増進について実証実験を実施する。

対象となる路線バス路線は、常総ルート(水海道駅、岩井、猿島発東京駅行)、水戸ルート(水戸駅発東京駅、新宿駅行)、常陸太田・常陸大宮・大子ルート(常陸太田、常陸大宮、大子発東京駅、新宿駅行)、日立・高萩ルート(日立駅、高萩駅発東京駅行)で、上り(茨城県内→東京方面)便全便。1日あたり実験開始時点で約80便となる。

つくばエクスプレス八潮駅から秋葉原駅までの通常450円の乗車券を、高速バス車内で100円(大人、小人とも同額)で発売する。

《編集部》

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