トヨタのミニバン『アルファード』新型と、ブランニュー『ヴェルファイア』。180cm+&90kg+の大柄記者が助手席に乗り込んで、身体で実測してみた。
室内幅について運転席を優先する関係で、助手席が犠牲になる場合があるが、アルファードやヴェルファイアは横幅があるので、記者の体格でもまったく窮屈なところはない。
車内幅が1585mmあるだけのことはある。右ヒジをヒジ掛けにどっかりと載せても、ドライバーの左ヒジとまず当たる心配はない。左腕に関しては、どの車も同じだが、厳密には窓を開けて車外に左ヒジを突き出さなければ、本当の意味での楽な姿勢、というわけにはならないが、間違いなく広い方なので、あまり気にならなかった。
足元も快適そのもので、記者のデカ足28cmでも窮屈ではないし、男らしく(?)がに股で座っても問題なし。しかも、座席下側にはパワーオットマンが用意されており、ふくらはぎを支えてくれる。リクライニングさせれば、即、夢の中に入りそう。
運転席と助手席のエアコンを個別に設定できるのも細かい点だがポイント。運転席のお父さんは暑がりだけど、助手席のお母さんは寒がり、なんて時に対応しやすい。