【PENTAX K200D使ってみた(1)】上位機種並みの機能をリーズナブルな価格で

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【PENTAX K200D使ってみた(1)】上位機種並みの機能をリーズナブルな価格で
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K100Dの事実上後継となるエントリーモデル

編集部では『K20D』につづいて、『K200D』をPENTAXより借用して、北京モーターショーの撮影に使用した。K200Dは、『K100D/K100D Super』に続くPENTAXのエントリーモデルだ。1020万画素CCDとボディ内手振れ補正やダストリダクション、多彩な仕上がり設定、そして防塵防滴ボディを備えながら、初心者にも扱いやすい操作性とリーズナブルな価格を実現している。

以前の記事でも触れたが、編集部ではK100Dをモータショー取材で常用しており、また先日上位機種のK20Dを借りてジュネーブモーターショーとニューヨークモーターショーをレポートした。今回は主にK100DとK20D両機種との比較でK200Dのインプレッションをお届けしよう。

◆エントリーモデルとしては上々の質感

外観について、まずK100Dと比べてみよう。ボディの質感はK100Dよりも明らかに上だ。商品ロゴの「D」の部分や手振れ防止機能の「SD」ロゴがオーナメントになっており(K100Dはプリント)、シーリングが施されたボディはカタマリ感があってなかなかいい。内蔵ストロボ収納部分の峰が高くなり、一眼レフカメラとしての存在感が増している。K100D Superの生産は終了してしまったので、このK200Dが事実上PENTAXのエントリーモデルとなるが、『ist D』シリーズの伝統だった軽量・コンパクトが失われてしまったのは少々残念。小型・軽量化については次期モデルに期待したいところだ。

これ以外でK100Dから変更を受けた箇所としては、露出ボタンの横にはグリーンボタンが、フォーカスモードレレバーの上には「RAWボタン」がそれぞれ追加されている。K100Dのグリップ部分は、シャープな切れ込みがあり、これがデザイン上の特徴にもなっていたが、K200Dではこの切れ込みがなくなり、グリップがひとまわり太くなった印象だ。手の大きな男性なら握りやすいと感じるだろう。また右手親指が触れる電子ダイヤルの下にはラバーが貼られ、滑り防止に一役買っている。ここら辺はK20Dと同様の作りとなっている。

背面は、液晶ディスプレイが2.5インチから2.7インチに大型化した以外は、ボタン類のレイアウトに変化はないから、K100Dユーザーなら操作に迷うことはまずない。ただ、他社のデジイチではより解像度の高い液晶を搭載しているモデルが次々と登場しているだけに、次期モデルではより高精細のディスプレイを望む。

《北島友和》

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