チョコを口移しで食べている最中に歩行者はねる

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昨年12月に青森県野辺地町で発生した死亡事故について、青森地検は13日、事故は助手席に同乗していた女が、運転していた男に口移しでチョコレートを食べさせ、これが原因で著しい前方不注意状態になったと判断し、2人を逮捕していたことを明らかにした。

青森地検によると、問題の事故は2007年12月28日の午後5時20分ごろ発生している。野辺地町米内沢付近の町道で、道路右側の路肩を歩いていた69歳の男性が後方から進行してきた乗用車にはねられた。男性は頭部を強打したことが原因で間もなく死亡している。

事故の目撃者を名乗る20歳代の女は「クルマが右に寄っていって男性をはねた」と証言。クルマを運転していた47歳の男は「脇見をしていた」などと供述したことから、警察は男を逮捕することはなく、在宅のまま自動車運転過失致死容疑で書類送検した。

ところがこの女はクルマに同乗していたことが後に判明。事故は助手席に同乗していた女が、運転していた男に対してチョコレートを口移しで食べさせていた最中に発生したことがわかった。運転者は真横を向いており、これが原因で著しい前方不注意の状態となっていた。

衝突時、クルマは約60km/hの速度で走行していたことから、検察では「過失が大きく、結果も重大で悪質性が高い」と判断。今月7日に男を自動車運転過失致死容疑で逮捕。9日には女を重過失致死容疑で逮捕した。脇見運転で同乗者が逮捕されるのは極めて珍しいという。
《石田真一》

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