プジョージャポンから発売されたプジョー『308』に乗り込んで最初に気付かされるのが、前身となった『307』よりもインテリアが大幅に洗練されていることだ。
インパネは素材の質感が高まり、センタークラスターパネルもなだらかな傾斜をつけたことで操作性を向上させている。運転席の包まれ感が増したことで、上質な雰囲気も高まった。メーターパネルもホワイトの文字盤にシルバーのリングをあしらったお洒落なデザインだ。
エアコンの吹き出し口に香水をセットすることで、エアコンの風に乗せて車内を好きな香りで満たすことができるパフュームディフューザーも用意されている。
シート表皮は「プレミアム」がファブリックで、「シエロ」はレザーシートが標準となる。そしてスポーティモデルの「GTi」には、サイドサポートの大きなハーフレザーのスポーツシートが標準装備される。
プジョージャポン広報担当者は「フランス車らしい色気とお洒落なセンスを持ったインテリアも308のアピールポイントのひとつです。さらに、もっとも低価格のプレミアムでも7つのエアバッグや左右独立調整式のオートエアコン、クルーズコントロール、アルミホイールなどを標準装備しています」とコメント。
事実、308のインテリアにはフランス車独特の色気がある。とくにシエロに受注生産で設定されているインテグラルレザー仕様はインパネにも本革が施されており、ゴージャスな雰囲気を醸し出している。このインテリアに惹かれて308を選ぶ人も多いに違いない。