MonotaRO(モノタロウ)は、自動車整備業、ガソリンスタンド、カーディーラー、鈑金・塗装業など、自動車関連業界向けの商品の取り扱いを8日から開始すると発表した。
同社では製造業向けMRO事業で培ったノウハウを生かし、自動車関連業界向け商品販売事業に本格参入する。
現在、3月24日付で自己破産を申請した自動車整備業向け通信販売業者のエイシンの在庫商品を管財人から買い取ったほか、国内外の各メーカーとの取引を開始するなど、販売開始に向けた準備を進める。
国内の自動車関連の市場規模は縮小傾向にあり、中小規模事業者への間接資材流通経路も縮小している。このため、中小規模事業者は仕入れの際、工具商に頼るだけではなく、自ら廉価で高品質な商品を探しているのが現状だ。
同社ではこれまでも、取扱商品総数80万点のうち、自動車整備業などでも使用可能な商品を提供してきたが、今回、自動車整備機器、自動車補修部品、一部カー用品などの商品を取り揃え、本格的に販売事業を開始する。
事業の商品点数は、2008年度中に約6000アイテムを取り扱う予定。
当面は同社のウェブサイトでの販売が中心で、今年10月には最初の自動車整備・補修カタログを発刊し、製造業向け商品と同様、インターネットやカタログを通じて商品を販売する。2009年度に10億円の売上げを目指す。
ウェブサイト
http://www.monotaro.com/