日信工業3月期決算…増収増益 今期は減益見通し

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日信工業が発表した2008年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比1.8%増の210億2900万円と増益で順調に推移した。売上高は同7.8%増の2024億6900万円と増収だった。

日本は07・08年モデル車の輸出向け生産増とメカトロ製品の新規受注で増収だったほか、北米も四輪・二輪の新規拡販で好調だった。アジアはベトナム、中国が好調で、ブラジルも二輪車が好調だった。

収益では、原材料高騰や為替影響はあったものの、売上の増加などで経常利益は同3.5%増の223億6800万円と増益だった。当期純利益も同7.9%増の133億4800万円だった。

一方、2009年3月期の業績見通しは、売上高は同1.3%増の2050億円と増収を予想するが営業利益は同16.8%減の175億円、経常利益が同16.4%減の187億円、最終利益が同22.8%減の103億円と減益を予想する。原材料価格の高騰や競争の激化、為替相場の円高の進行などを見込んだため。

《レスポンス編集部》

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