林道を走行中、立ち木に衝突し川に落ちる

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9日午後、兵庫県佐用町内の林道を走行していた軽乗用車が立ち木に衝突。その弾みで道路沿いを流れる川に転落する事故が起きた。クルマには幼児を含む6人が乗車していたが、全員が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

兵庫県警・佐用署によると、事故が起きたのは9日の午後1時ごろ。佐用町櫛田付近の林道(町道)を走行していた59歳女性の運転する軽乗用車が道路脇の立ち木に衝突。クルマは衝突の弾みで後退し、そのまま約5m下を流れる川に転落した。

クルマはバックするような状態で落ちて中破。クルマには幼児を含む6人が乗車していたが、シートベルト未着用状態だった後部座席の4人が骨折や打撲の重傷。運転していた女性を含む2人が打撲の軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されている。

現場は観光地となっている滝近くにある駐車場を出たばかりの地点。緩やかなカーブになっているが、女性はハンドル操作を誤ったとみられる。警察では定員外乗車の疑いもあるとして、女性から自動車運転過失傷害と道路交通法違反容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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