前田金属工業が発表した第3四半期(2007年6月-2008年2月期)の連結決算は、経常利益が前年同期比22.6%減の4億200万円と大幅減益となった。株式市場低迷による投資有価証券評価損の計上などが響いた。
売上高は同2.5%増の33億9600万円と、低いながらも増収となった。締付力管理への重要性が増す中で、主力製品の改良による市場育成型製品群の投入が順調なほか、海外市場向けも順調だった。
営業利益は同0.2%減の4億1700万円と微減だった。当期純利益は同68.1%減の7800万円と大幅減益だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。