警視庁は6日、東京都八王子市内の都道で、制限速度を大幅に超える176km/hで走行したとして、28歳の男を道路交通法違反(速度超過)の現行犯で逮捕した。男は「ついやってしまった」と、容疑を大筋で認めているという。
警視庁・八王子署によると、逮捕された男は6日の午前8時10分ごろ、八王子市戸吹町付近の都道で、制限速度(60km/h)を大幅に超えた176km/hで走行した疑いがもたれている。
この区間は直線区間なのに交通量が少なく、近くにある国道の抜け道として使われることも多く、以前から速度超過が多発していた。この日も同署員が警戒していたところ、高速度で接近する男のクルマを発見したという。116km/hの超過は、警視庁管内でもあまり例がない。
調べに対し、男は「道路が空いていたので、ついやってしまった」と供述。容疑を大筋で認めているものの、反省している様子ではなかったようだ。