【D1 第1戦】決勝…07年王者、川畑真人が優勝

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D1グランプリの2008年の開幕が、3月29・30日に福島県エビスサーキット(南コース)で開催された。07年王者の川畑真人(S15)が昨年の勢いを持続させ、初戦を飾った。

予選は、カーナンバー17の小師賢作(AE86)がトップ通過。続く1回戦単走では、昨年3位の末永正雄(RX-7[FD3S])が、5人出た最高得点100点の中で、唯一120km/h台(122km/h)をマークし、トップで決勝の追走トーナメントに進出した。

決勝では、末永は1回戦単走の勢いでもってカーナンバー7の斉藤太吉(JZX100)、カーナンバー6の今村陽一(S15)を破り、準決勝に進出。それを破ったのが単走を4位で通過した川畑だ。反対ブロックは、カーナンバー20の時田雅義(GRS180)、カーナンバー21の高橋邦明(JZX100)、カーナンバー22の田中一弘(GDB)と、上位進出してきた20番台選手を立て続けに破ったカーナンバー5の野村謙(ER34)。06王者で昨年は2位の熊久保信重(CT9A)は、決勝1回戦で野村と準決勝で対決した田中の前に敗れ去っている。

決勝戦は、スピードと角度を武器にした川畑と、ダンロップが投入したニュータイヤのグリップ力を武器にした野村が対決し、サドンデスに突入。2回目でより深い食い込みを見せた川畑が優勝となった。

2008シーズンはポイントシステムが変更となっており、1位には25点が与えられるようになった。2位が21点、3位が18点。4位が16点。昨年までは1位から10位まで単純に2ポイントずつ減っていくだけだったが、優勝の勝ちが重くなるシステムとなった。また決勝、準決勝、ベスト8、ベスト16と1回勝ち上がるごとに点差が有利になる仕組みに。同時に、シーズン中に1回だけたまたま上位に入った選手よりも、コンスタントに入賞した選手の方が得点を稼げるようになっている。

次回第2戦は4月26・27日に、富士スピードウェイで実施。また、D1ストリートリーガルの第1戦は、12・13日に第1戦が行なわれる。

《デイビー日高》

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