泥酔男、バス運転手に行き先変更を迫る

自動車 社会 社会

22日午前、静岡県袋井市内で、泥酔状態の男が路線バスの運転手を脅し、正規の行き先とは別の場所に向かうように脅迫した。男は通報を受けて駆けつけた警官に取り押さえられ、脅迫の現行犯で逮捕されている。

静岡県警・磐田署によると、事故が起きたのは22日の午前9時10分ごろ。袋井市高尾町付近のJR袋井駅北口ロータリーで、出発待機をしていた秋葉バスサービスが運行する路線バスに泥酔状態の男が乗り込み、39歳の男性運転手に対して「浜松駅まで乗せていけ。行ってくれないなら客に危害を加える」などと脅迫した。

男は車内で大声を上げるなどの威嚇を続けたが、運転手は隙をみて警察に通報。男は駆けつけた同署員に取り押さえられ、脅迫の現行犯で逮捕された。バスの車内にいた客6人と運転手にケガはなかった。

逮捕された男は凶器を所持しておらず、警察では動機について厳しく追及している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV