和歌山県警は21日、今月4日に和歌山県御坊市内の国道42号で、飲酒運転を主因とする単独衝突事故を起こした御坊署・地域課に所属する29歳の警部補を道路交通法違反容疑で書類送検するとともに、同日付で懲戒免職処分を実施した。
和歌山県警・監察課によると、この警部補は3日夜から御坊市内の飲食店で同僚らと酒を飲み、4日の午前0時30分ごろ帰宅。その後、自宅近くのコンビニエンスストアへ買い物に行くためにクルマを運転したが、同日の午前0時40分ごろに御坊市名田町付近の国道42号でUターン中にガードレールに衝突する単独事故を起こした。
警部補からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。調べに対しては「安易な気持ちで運転してしまった」などと供述していたという。
警察ではこの警部補を21日付で御坊区検に道交法違反容疑で書類送検するとともに、同日付で懲戒免職処分とした。