大型車ばかり3台の多重衝突 路外転落の1人が死亡

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15日未明、愛知県一宮市内の名神高速道路下り線で、大型トラック同士が追突。さらに後続の大型観光バスが避けられずに追突するなど、大型車ばかり3台が関係する多重衝突事故が発生した。被追突側のトラックは路外に転落。運転者が死亡している。

愛知県警・高速隊によると、事故が起きたのは15日の午前3時30分ごろ。一宮市千秋町付近の名神高速道路下り線を走行していた35歳男性の運転する大型トラックに対し、後続大型トラックが追突した。

被追突側のトラックはガードレールを突き破って路外に逸脱。そのままのり面を滑落し、約5m下を通る市道に転落した。追突側のトラックは現場で停止したが、後続の大型観光バスが避けられずに接触。結果として大型車ばかり3台が関係する多重衝突に発展している。

この事故で転落したトラックを運転していた男性が全身強打で間もなく死亡。バスの乗客乗員48人にケガはなかった。

現場は片側2車線の直線区間。警察では追突側のトラックを運転していた37歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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