三菱化学、インドに新会社設立…グループを支援

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三菱化学は、インドに新会社を設立したと発表。3月10日にインド政府から会社設立の認可を受け、4月から営業を開始する予定。

新会社設立は、同社グループの製品の製造、販売、原料・資材の調達やグループの事業進出の支援を目的としている。社名は「ミツビシ・ケミカル・インディア」。

インドでは、高い経済成長率の中、これらの製品の他にも自動車、家電向けを中心とする素材製品の需要が急速に伸びている。

今後、グループの樹脂コンパウンド、機能商品を中心としたインドで見込まれる事業を支援する拠点、インドにおけるグループの横通し機能を持つ拠点の機能を現地に置く必要があると判断し、デリー近郊のハリヤナ州グルガオンに新会社を設立した。

また、新会社は、グループの製品の販売、原料および資材の調達だけでなく、インドにおける樹脂コンパウンド事業の更なる拡大のため、ポリプロピレンコンパウンドの製造拠点に隣接してラジャスタン州ニムラナ工業団地に用地を確保、将来的には機能性樹脂、塩ビ、エンジニアリングプラスチックなど、グループの樹脂コンパウンド製造拠点となる予定。

新会社の売上高は、単体で2012年に約20億円、ラジャスタン州ニムラナ工業団地の当社グループ会社を含めて約100億円を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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