日産、役員人事を発表

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日産自動車は、4月1日付け役員人事を発表した。小枝至共同会長は、エグゼクティブ・コミッティ・メンバーを退任し、6月25日付けで代表取締役、取締役共同会長を退任して、相談役名誉会長に就任する。

カルロス・ゴーン社長は「今回の変更は、日産が次期中期経営計画に掲げる新たな成長に向けた取り組みに今後も注力することを反映している。」とコメントしている。

小枝氏以外のエグゼクティブ・コミッティ(EC)のメンバーでは、志賀俊之最高執行責任者(COO)は、これまでの業務に加え、渉外、知的資産管理、産業機械事業、マリーン事業、コーポレートガバナンス、グローバル・インターナル・オーディットを統括するほか、国内ネットワーク戦略、および関係会社管理のマネジメントコミッティの議長に就任する。

アラン・ダサス常務執行役員兼最高財務責任者(CFO)は、これまでの業務に加え、グローバル販売金融ビジネスユニット、M&A支援、および税務を統括する。

常務執行役員(SVP)では、フィリップ・クラン常務執行役員は、これまでのCEO/COOオフィスなどの担当に加え、新たにサプライ・チェーン・ブレークスルーを担当する。志津田篤執行役員(CVP)は常務執行役員に昇格し、Nissan PV第二製品開発本部、Nissan LCV製品開発本部、および製品計画部を担当する。山内康裕執行役員は常務執行役員に昇格し、これまでの業務に加え、購買、サービスサポート部、購買企画部を担当、RNPOの共同購買本部も兼任する。

執行役員は新たに6人が就任する。退任するのは東風日産の総裁に就任する中村公泰常務執行役員、カルソニックカンセイ副社長に就任する真行寺茂夫常務執行役員、日産中国投資会社社長に就任する橋本泰昭執行役員、日産テクノ社長に就任する村田恵一執行役員とマーク・マクナブ執行役員は辞職する。

《レスポンス編集部》

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