出会い頭事故、車外放出の中学生死亡

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9日朝、山形県鶴岡市内の県道で、交差点を進行していた軽乗用車同市が出会い頭に衝突する事故が起きた。衝突によって双方のクルマは中破。一方の車両の後部座席に同乗していた男子中学生が死亡、双方の4人が軽傷を負っている。

山形県警・鶴岡署によると、事故が起きたのは9日の午前8時10分ごろ。鶴岡市下清水付近の県道交差点で、一時停止標識を無視して止まらずに進行してきた50歳の女が運転する軽乗用車と、26歳女性の運転する軽乗用車が出会い頭に衝突した。

双方のクルマは衝突によって中破。50歳女の運転するクルマの後部座席にシートベルト未着用で同乗していた14歳の男子中学生は車外に投げ出され、頭部強打(脳挫傷)が原因で間もなく死亡。このクルマに同乗していた別の男子中学生2人と、被衝突側のクルマを運転していた女性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は見通しの良い交差点。警察では一時停止違反が事故の主因になったと断定。50歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。現在は同致死傷に切り替えて調べを進めている。

《石田真一》

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