9日早朝、和歌山県和歌山市内の国道26号で、赤信号を無視して進行してきた乗用車と、青信号に従って交差点に進入した原付バイクが出会い頭に衝突する事故が起きた。バイクの女性は重傷。クルマは逃走したが、警察は後に19歳の少年を逮捕している。
和歌山県警・和歌山北署によると、事故が起きたのは9日の午前5時30分ごろ。和歌山市狐島付近の国道26号交差点に赤信号を無視して進行した乗用車と、青信号に従って交差度ろうを進行してきた65歳女性の運転する原付バイクが出会い頭に衝突した。
バイクは弾き飛ばされて転倒。女性は胸部を強打する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走しており、警察は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。後に橋本署へ橋本市内に在住する19歳の少年が出頭してきた。
少年は「朝だから(交差道路の車両が)来ないと思った」などと、赤信号を故意に無視したような内容の供述を行っており、警察では危険運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。事故発生の状況について厳しく追及している。少年は免許を取得したばかりだったという。