国際石油開発帝石ホールディングスは、子会社インペックスチモールシーを通じて参加しているチモール海共同石油開発地域JPDA06-105鉱区プロジェクトで、試掘井Kitan1号井の掘削により原油の発見に成功したと発表した。
Kitan1号井では、JPDA06-105鉱区内の水深310mの地点で掘削し、生産テストなどで原油の存在を確認した。生産テストでは、日量6100バレルの原油を産出した。今後、テストで得られたデータなどの解釈を進め、パートナーとともに商業開発に向けて検討する。
鉱区の権益保有者は、35%の参加権益を保有するインペックスチモールシーのほか、オペレーターで40%の参加権益を保有するイタリアのENI、25%の参加権益を保有するカナダのタリスマン・エナジー。