クルマの前方に立っていた男児、父親がはねる

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2日午後、滋賀県高月町内の民家敷地内で、1歳の男児が実父(29歳男性)の運転する乗用車にはねられた。男児は頭部を強打したことが原因で間もなく死亡している。前方に立っていた男児の存在に気づかず、クルマを発進させたことが事故につながった。

滋賀県警・木之本署によると、事故が起きたのは2日の午後0時30分ごろ。高月町高月付近の民家敷地内で、29歳の男性が運転する乗用車が発進した直後、クルマの左前方に立っていた1歳の男児をはねた。

男児は近くの病院に収容されたが、転倒した際に頭部を強打したことが原因で間もなく死亡。死亡したのは、クルマを運転していた男性の実子。警察では自動車運転過失致死容疑で男性から事情を聞いている。

男性は死亡した男児を含め、3人で買い物に出かけようとしており、クルマを発進させたところで衝突したという。運転の男性は男児の存在に気づいておらず、警察では安全確認を怠り、漫然と発進させたことが事故の主因とみている。

《石田真一》

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