飲酒運転のクルマが踏切へ強引進入し、列車と衝突

自動車 社会 社会

2月25日午前、愛媛県今治市内にあるJR予讃線の踏切で、遮断機が作動した後に軽ワゴン車が踏切内へ強引に進入。通過中の上り普通列車と衝突した。クルマは中破。警察では運転していた56歳の男を飲酒運転の現行犯で逮捕した。

愛媛県警・今治署によると、事故が起きたのは2月25日の午前10時20分ごろ。今治市大西町脇付近にあるJR予讃線の踏切で、警報機や遮断機が作動していたにもかかわらず、軽ワゴン車が踏切内に進入。直後に通過した上り普通列車(伊予市発/伊予西条行き、2両編成)と衝突した。

クルマは中破。運転していた56歳の男にケガはなかったが、通報を受けて駆けつけた同署員が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.45ミリグラムのアルコール分を検出。男を道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。過失往来危険容疑でも捜査を進めている。

列車の乗客乗員にもケガは無かったが、列車は点検を行うために現場へ約35分間停車。後続列車などにも遅れが生じた。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース